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深瀬の真髄は雑誌掲載にアリ?! (TMKFLX蒐集リスト付)

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今回は、私が所有する深瀬作品掲載誌のリストを公開したい

 日本史に残る写真集をいくつも生み出した深瀬だが、実はカメラ雑誌を始めとした雑誌媒体での発表点数がとても多く、しかもそれらがなかなかどうして高クオリティであることは意外と知られていない。故に、その真髄は雑誌発表作品にあるといっても良い。

 と、たいそうな前書きになったが、私も初めからそう確信していたわけではない。深瀬の写真集がひどく高額で取引されていたため、貧乏人の私には手が出なかったから興味の矛先が雑誌に向いただけの話なのだ。

 いま振り返ると、私が深瀬に関心を抱くようになった2000年当初が最も高騰していた時期で、いまでこそ良品レベルが15万で買える代表作『鴉』も、当時はヤフオクで30万円を記録。これが発端となったかは不明だが、その前後で古書店でのレートも急激に高騰した。

 そう、貧乏人にはまるで手の届かないはるか雲の上、いやらしい口ヒゲとドデカい耳たぶをしたデブ仙人野郎どもがカネの駆け引きで性的興奮を感じるがための無意味な自慰グッズに成り果ててしまっていたのだ。

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孤独の烏人、深瀬昌久

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© Masahisa Fukase from "鴉"

エキゾチック・ジャパンが生んだ奇跡の写真家、深瀬昌久。彼こそは、日本写真界最大にして永遠のタブーである。

 そして、いまから10年前に深瀬の写真と出会った私は、ひとつのデケイドをまたいでなお深瀬とその写真を変わらぬ愛で追い求めている〝weirdnerd〟(風変わりなヘンタイ)なのである。

 これからこの場を使って深瀬昌久という写真家を紐解いていくが、今日はそのための予習のようなものを展開する。彼を知らない人にはちょいと濃厚な話をしていくが、想像力のビートを刻みながら読んでいって欲しい。

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《対話》 Keiichi Nitta - Part.1

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悪魔の申し子・Keiichi Nittaにミニデビル誕生
世界にあまねく知れわたる〝脱衣フォトグラファー〟、テリー・リチャードソン。その撮影の最前線でテリー以上に目立つ東洋人をキミも見たことがあるはずだ。今でこそ日本のファッション・フォトを支える1人となったその男、かつてはテリーの片腕として、またあるときは専属モデルとして、 6 年ものあいだテリーを支えた過去を持っている。

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《対話》 Roe Ethridge

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サイケデリック仙人のワナ
Viceを本棚の肥やしにしてる奴でもない限り、ロー・アスリッジの写真を目にしたことがあるはずだ。なぜなら彼はViceのために、ある時はファッション・シューティングを、またある時は新作を提供してくれているからだ。

 その作品はというと、人や動物、風景、建物といった被写体がゴチャ混ぜにミックスされていた不思議なものだ。そのどれもが断片的で、うまく説明づかない。それでも敢えて言うなら〝抽象的かつ断片的なスナップの集まりなのに、なぜかコンセプチュアルなストーリー性を醸してる〟といった感じ。

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